フラゴニアは植物名をAgonis fragransと言って、西オーストラリアの沿岸部にのみ自生する、タクサンドリア属のユニークな植物です。α-ピネン、1,8シネオール、リナロールなどをバランスよく含む、すっとしながらも甘みのある香りが多くの方に好評です。
フラゴニアの葉を手でもむと、ユーカリラディアータのようなすっきり感と甘さのある香りがします。花から抽出したと誤記のある商品もありますが、精油は主に葉の部分から採れ、花は甘さの脇役的存在です。花だけで精油が採れるほどの花はつけない植物です。こういった事実は、弊社が、生産者、生産現地を直に訪問するからご報告できることです。
フラゴニアは生産者のMr.デイがオーストラリアのDPI、西オーストラリア大学などの協力を得ながら、長い歳月をかけて生産に至った精油です。>
学名:Agonis fragrans
抽出部位:花・穂先
抽出方法:水蒸気蒸留法
育成地:オーストラリア 西オーストラリア州ハービー
蒸留地:同上
生産者名:Mr.デイ
生産年月:2022年1月
■ 商品説明
フラゴニアは、西オーストラリア南部の沿岸部にのみ自生する、メラルーカ(メラレウカ)属の植物、Agonis fragransから抽出した、優しい甘さのある香りの精油です。メラルーカの代表的な植物、ティーツリー(Melaleuca alternifolia)とは化学組成が全く異なり、α-ピネン、1,8シネオール、リナロールなどをバランスよく含んでいます。一度嗅ぐと多くの人が虜になる、ほっと平和な気持ちになれる香りの秘密は、成分のアコードの調和にあるのあるのではないかと、開発に協力した、フランスのDr.Daniel Penoelはコメントしています。 サンダルウッド、ブルーサイプレス、ロザリーナ、ハニーマートルなどと組み合わせて、100%天然の香水を作るのもお勧めです。
■ 商品仕様
製品名 | 2022年産オーストラリア産フラゴニア精油10ml |
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型番 | AF22 |
メーカー | Aroma of Australia |
製造年 | 2022年 |
COVID-19によるオーストラリアの航空便受付規制のため、成分分析のサンプルが送れません。そのため、前ロットの結果を参考として掲載いたします。感応試験では、前ロットより1,8シネオールが若干低い印象で、より華やかな香りに仕上がっていると思いました。