ニューサウスウェールズ州北部沿岸部はティーツリーオイル発祥の地で、多くのティーツリーオイルの生産が行われてきましたが、より良い香りや組成のティーツリーオイルを作り、商品価値を高めるため、他のメラルーカ種との交配が行われたため、現在市場にあるティーツリーの殆どが、昔のままのティーツリーオイルではありません。
このティーツリー精油は何億年もの昔から存在してきたと言われる、野生ティーツリーの森をブッシュカッターと呼ばれる人が鎌で刈り取り、大きな風呂敷を背負いながら蒸留窯に集め、地元の間伐材を燃料にして蒸留したものです。
Bush Oilと呼ばれるこのティーツリーオイルは、オーストラリアの古代からのティーツリーの遺伝子を守っているティーツリーから採れた精油と言うだけでなく、蒸留機も他にないユニークなデザインです。時間をかけて低圧で精油を抽出できるように、横に長い形状になっています。
Bush Oilの化学組成は非常に複雑で、100以上の成分からなっています。香りは、ティーツリーオイルの香りではありますが、かすかに甘みのある香ばしい感じの優しい香りがあります。
2020年1月の森林火災から復活した第1ロットです。
ティーツリー精油
オーガニック認証団体:ACO
オーガニック認証番号:11328
学名:Melaleuca alternifolia
抽出部位:葉、穂先小枝の部分
抽出方法:水蒸気蒸留法
育成地:オーストラリア
ニューサウスウェールズ州ニューサウスウェールズ州北部沿岸近くの湿地
蒸留地:同上
生産管理者:Ms. Caiulo (2020年にIngasole夫妻より引継ぎ)
生産年月:2021年10月
■ 商品説明
ティーツリーは、60年ほど前から、よりよい香りと品質の精油を採るために、同じメラルーカ属の植物の間で品種交配が行われてきました。日本の稲作のようなものです。今日(こんにち)のティーツリーオイルは、オーストラリア大陸に、古代から自生してきたものとは、少し異なると言われています。 このティーツリーオイルは、古代から自生してきた、オーストラリア最古のティーツリー(Melaleuca alternifolia)を母木とする、品種交配が一度も行われていない、ティーツリオイルの原型と言える、ティーツリーオイルです。
■ 商品仕様
製品名 | 2021年10月オーストラリア産 原種 野生 手収穫オーガニックティーツリー精油10ml |
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型番 | JF21488 |
メーカー | Aroma of Australia |
製造年 | 2021年 |
成分分析表です。分析機関DPIがサザンクロス大学内に移転した関係で、現在はサザンクロス大学プラントサイエンスで分析をしています。